過敏性肺炎(外因性アレルギー性胞隔炎)の原因

過敏性肺炎(外因性アレルギー性胞隔炎)の原因

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過敏性肺炎(外因性アレルギー性胞隔炎)の原因

日照りや風通しの悪い古い木造家屋の朽ちた木や畳などに繁殖する
トリコスポロンという真菌(かび)を吸入して起こります。
また、有機性のチリを長い間、吸い込んだためにおこる肺炎でもあります。
カビや小鳥のフン中の血清などが有機性のチリです。

この病気はアレルギー性のもので、肺の間質に炎症が広がります。
過敏性肺炎は、免疫反応(めんえきはんのう)によりおこります。

これは、原因となるものにちなんだ名前がつけられ分類されています。

・農夫肺症(のうふはいしょう)
・鳥飼病(とりかいびょう)
・愛鳥家病(あいちょうかびょう)
・空調病(くうちょうびょう)

肺炎とは?

病原体の感染で、肺の組織に炎症が起きる病気。

感染性の肺炎と非感染性の肺炎があります。


感染性では、呼吸の際に吸い込んだ感染源による細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、心筋性肺炎。

非感染性では、薬剤性肺炎、アレルギー性肺炎などがあります。


一つの例として肺炎の進行を細菌性肺炎で説明すると、はじめは頭痛・喉の痛み・鼻水・鼻づまり・咳と いったかぜの症状から始まります。

そして高熱が続きはじめ、咳、痰、呼吸困難、胸の痛み、顔面紅潮(がんめんこうちょう)、 チアノーゼ(唇や爪が青黒くなる)などの症状が現れます。

しかし、高齢者の場合には、あまり激しい症状が出ないこともあり、気がついたときには悪化していたということもあります。

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