心肥大(しんひだい)の原因

心肥大(しんひだい)の原因

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心肥大(しんひだい)の原因

心肥大(心臓肥大ともいう)とは、心臓が通常より大きくなった状態のことをいい、主に高血圧が原因となります。

心臓は全身に血液を送り出すポンプのような役割をしていて、一日に何十回も収縮を繰り返しています。
心臓の重さは通常250〜300gなのですが、心肥大の患者さんでは2倍になることもあります。

心肥大を起こす病気の原因は他にもあり、心臓弁膜症、中隔欠損、スポーツ(これは病気ではありません。)、肥大型心筋症などがあります。

心肥大を起こす原因の一部には、突然死を催すものもあり、肥大型心筋症は無症状のことが多く、そのまま心不全や突然死を招くことも少なくありません。

心臓の基礎知識

心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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