肺動脈弁狭窄症(はいどうみゃくべんきょうさくしょう)原因

肺動脈弁狭窄症(はいどうみゃくべんきょうさくしょう)原因

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肺動脈弁狭窄症(はいどうみゃくべんきょうさくしょう)原因

肺動脈弁狭窄症とは、全先天性心疾患の約10%近くを占める比較的にとても多い疾患です。

右心室から肺動脈というものが出ているのですが、その付け根に弁がついています。
その弁のことを肺動脈弁といいます。

この肺動脈弁が狭いと、右心室の圧が上がってしまいます。
右心室の圧が上がりすぎてしまうと障害が起こってしまうため、治療が必要になります。

50mmHgが右室圧か圧差かを確認し、圧差が40、又は50mmHg以上あればバルーンカテーテルで拡げる治療が必要です。

20年前までは手術をしていたのですが、いまでは幼児、小児、成人を問わずにカテーテルで治すようになり、肺動脈弁狭窄症に対する手術はほとんど行われなくなってきています。

心臓の基礎知識

心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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