肺線維症の原因

肺線維症の原因

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肺線維症の原因

肺の病気の進行により、肺に繊維化がおこります。

肺にはガス交換として、呼吸した空気から血液中に酸素を取り込み、かわりに二酸化炭素を放出する働きがあります。
この作業は、数億個にも及ぶ肺胞の部分で行われています。
肺線維症にかかると、肺胞に線維組織が増え硬く縮んでしまい、ガス交換が不十分になって呼吸困難に陥る病気で、線維化が広範囲に起きた場合には命に関わることもあります。

この病気を引き起こすものに、「特発性間質性肺炎」、「塵肺(じんぱい)」、「過敏性肺炎」、「膠原病(こうげんびょう)」「サルコイドーシス」などがあります。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

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