クラミジア肺炎の原因

クラミジア肺炎の原因

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クラミジア肺炎の原因

クラミジアとは、ウイルス・細菌の中間といえる微生物病原菌(びせいぶつびょうげんきん)。
これは、種類が2つありそれぞれからおこる肺炎です。
オウム病とクラミジア・トラコマチス肺炎がその2つです。

オウム病は、飼育している鳥、オウムなどの病気の原因となる鳥型クラミジアが人に感染。それによりおこる肺炎です。
感染している鳥の羽・糞から生じた小さな粒子を吸いこんで感染したりします。鳥にかまれてもうつりますが、まれにせきで飛んだつばによっても、人から人へうつります。オウム病は、主に養鶏場・ペットショップで働く人がかかりやすいです。

クラミジア・トラコマチス肺炎は、トラコーマの原因となるクラミジア・トラコマチスの感染によりおこる肺炎です。

トラコーマとは結膜炎(けつまくえん)の一種。

肺炎とは?

病原体の感染で、肺の組織に炎症が起きる病気。

感染性の肺炎と非感染性の肺炎があります。


感染性では、呼吸の際に吸い込んだ感染源による細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、心筋性肺炎。

非感染性では、薬剤性肺炎、アレルギー性肺炎などがあります。


一つの例として肺炎の進行を細菌性肺炎で説明すると、はじめは頭痛・喉の痛み・鼻水・鼻づまり・咳と いったかぜの症状から始まります。

そして高熱が続きはじめ、咳、痰、呼吸困難、胸の痛み、顔面紅潮(がんめんこうちょう)、 チアノーゼ(唇や爪が青黒くなる)などの症状が現れます。

しかし、高齢者の場合には、あまり激しい症状が出ないこともあり、気がついたときには悪化していたということもあります。

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