続発性肺化膿症(ぞくはつせいはいかのうしょう)の原因

続発性肺化膿症(ぞくはつせいはいかのうしょう)の原因

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続発性肺化膿症(ぞくはつせいはいかのうしょう)の原因

この病気は、原発性肺化膿症肺(げんぱつせいはいかのうしょう)の細菌が感染するものと違います。

これは、肺に合併症があったり、全身病が背景にあって出現することが多く、気管支拡張症(きかんしかくちょうしょう)、肺癌(はいがん)、肺気腫(はいきしゅ)、肺炎、食道癌などの病気によって、肺が化膿(かのう)、炎症を起こすのが原因です。

この病気の初期は、ただのかぜや気管支炎、肺炎と間違われやすいので注意して、よく検査しなくてはいけません。

肺炎などをおこしてる場合、治療がなかなか効かず、高熱が続いたり、うみのような痰が多量に出たり、ときには喀血(かっけつ)したりもします。

肺炎とは?

病原体の感染で、肺の組織に炎症が起きる病気。

感染性の肺炎と非感染性の肺炎があります。


感染性では、呼吸の際に吸い込んだ感染源による細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、心筋性肺炎。

非感染性では、薬剤性肺炎、アレルギー性肺炎などがあります。


一つの例として肺炎の進行を細菌性肺炎で説明すると、はじめは頭痛・喉の痛み・鼻水・鼻づまり・咳と いったかぜの症状から始まります。

そして高熱が続きはじめ、咳、痰、呼吸困難、胸の痛み、顔面紅潮(がんめんこうちょう)、 チアノーゼ(唇や爪が青黒くなる)などの症状が現れます。

しかし、高齢者の場合には、あまり激しい症状が出ないこともあり、気がついたときには悪化していたということもあります。

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