感染性心内膜炎の原因
「病気の大辞典」サイトの主旨
病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
聞いたことのある病気や、一度も聞いたことのない病気まで、ありとあらゆる病気の知識をまとめています。
感染性心内膜炎の原因
感染性心内膜炎とは、循環器の感染症です。
心臓の内側の膜または弁膜に贅腫(ぜいしゅ)といわれる感染巣をもつ敗血症の一種。
細菌が血液中に侵入して心臓内部に付着し、増殖して感染巣を形成、増大していきます。
抜歯などの歯科処置、内視鏡などによる細胞診、婦人科処置など出血を伴う処置などが血液中に細菌を侵入させる原因となるのです。
約６０〜７０％くらいは、原因となる菌がわかります。
溶連菌(ようれんきん)、ブドウ球菌の順に多く、菌によっては、非常に組織破壊が激しいもので黄色ブドウ球菌、
大きな贅腫をつくり塞栓症を来しやすいもので真菌、腸球菌などの特徴があります。
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心臓の基礎知識
心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。
血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。
心臓の重さは、大人で約３００グラム。
心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。
しかし、２つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。
心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ２つの心室・心房からなる、４部屋に分かれています。
配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔（ちゅうかく）で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。
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