サルコイドーシスの原因

サルコイドーシスの原因

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サルコイドーシスの原因

全身の色々な臓器に結核を始めとする感染症によく似た病巣、肉芽腫(にくげしゅ)を作る病気です。

一般的に「類上皮細胞肉芽腫」と呼ばれていて、リンパ節、肺、目、皮膚、心臓、神経を侵す全身性疾患。
これらの肉芽腫は線維化や完全に消失したりします。
似たような肉芽腫は様々な感染症、肺炎、異物反応、過敏反応で発生しますが特徴的な病変パターンがあるため、サルコイドーシスと判明します。

結核菌・松花粉・真菌(しんきん)などいろいろな説がありますが、発見から100年以上たつ現在まで、その原因は明確にされていません。
何らかの抗原に対する細胞性免疫の過剰反応が関与すると見られており、患者は増加傾向にあります。

発症年齢は、15〜40歳に多く、発症時期はとくにありません。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

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