心室中隔欠損症の原因

心室中隔欠損症の原因

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心室中隔欠損症の原因

心臓には右心房、右心室、左心房、左心室の4つの部屋がそれぞれあります。

その中で右心室と左心室の間を隔てている壁、つまり心室中隔に孔(あな)があいた病気を心室中隔欠損症といいます。

左右の心室を隔てている中隔に穴が開き、肺から戻ってきた新鮮な血液がまた肺へと送られてしまう症状です。
これは、左心室と左心房が拡張してしまうもの。

心室中隔欠損症は、遺伝性や家族性が認められるものではありません。
ある一定の頻度で現れる疾患なのです。

先天性心疾患のなかで最も多い疾患と言われ、全体の約15〜30%が本症にあたります。

心臓の基礎知識

心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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