非定型抗酸菌症(ひていけいこうさんきんしょう)の原因

非定型抗酸菌症(ひていけいこうさんきんしょう)の原因

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非定型抗酸菌症(ひていけいこうさんきんしょう)の原因

抗酸菌の中で結核菌を除くものを非定型抗酸菌といい、この菌からの病気を非定型抗酸菌症といいます。
非定型抗酸菌は、結核と似ているため、初めは結核と診断されることがあります。
しかし、結核のように進行が早いことはあまりなく、病原性の低い菌で、健康な人ではほとんど発病しません。
この菌の感染力は弱く、人から人への感染はおこらないと考えられています。

肺炎などの肺疾患に過去かかったことがある、ステロイド剤による免疫力低下などで発病します。
魚を扱う職業の方に多く発症するなど、一般的に土中、大気、水等の自然界に存在することが分かっています。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

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食道の構造と働き

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