低血圧症とは?

低血圧症とは?

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低血圧症とは?

低血圧症とは、一般に最高血圧が100ミリ以下で、最低が60ミリ以下ということが多く、症状が全くがない人から、めまい、失神、立ちくらみ、全身倦怠感などの症状を伴うなどさまざまです。

これらの症状が認められる場合、治療や管理の対象になることがあります。

しかし、高血圧症と違い身体に大きな影響はおよぼしません。従って、無理に治す必要もないのです。

低血圧の原因として考えられるのは、全身に循環している血液量の減少・心臓から送り出す血液量の低下・末梢血管の抵抗や血液の粘稠度(ねんちゅうど)が減少することなどです。

低血圧症では、原因となる病気は必ずしも認められるわけではありません。
原因疾患が明らかでない場合は、本態性低血圧症。
原因となる病気が認められる場合は症候性低血圧症。

起立に伴って認められる場合は起立性低血圧として分けられます。

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身体を構成する細胞が生きて活動しているため、人間の身体も活動できるのです。 身体にとって重要なエネルギー源となる養分・酸素の補給を担当するのが血液。


その血液を全身へ送り出す役目のポンプが心臓です。 そして血管は、血液を流すためのパイプの役目となります。

血管には、静脈・動脈・その間にある毛細血管があり、網目のように身体に中に張りめぐらされています。


リンパ管も主な血管の傍を走り、全身に張りめぐらされています。 リンパ管は、細菌の侵入を食い止めるリンパ液を運ぶ役目をしています。


大きな血液の流れとしては、太い動脈から細い動脈、そして毛細血管へとなります。 毛細血管においては、栄養・酸素と二酸化炭素の交換を行い、次は細い静脈から太い静脈へ入って心臓に帰っていくのです。

このように血液が全身をめぐるルートを循環系といいます。

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