気管支喘息の原因
「病気の大辞典」サイトの主旨
病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
聞いたことのある病気や、一度も聞いたことのない病気まで、ありとあらゆる病気の知識をまとめています。
気管支喘息の原因
気管支がアレルギーや様々な誘因などで炎症を起こし過敏になり、
何かの刺激で腫れたり痰がでたりして狭くなり呼吸が苦しくなる慢性の病気です。
気管支を過敏にするものには、アレルギー・アトピー型、感染型、内分泌や自律神経失調症などが考えられます。
原因は多様であり、厳密には分類は困難です。
一般的に小児はアトピー型、高齢者は感染型、成人では混合型が多いと言われています。
気管支喘息は常に症状があるわけではなく、日常の体調やストレスなどで強い発作が出たり出なかったりもします。
またこまめに掃除をするなど、ホコリやダニの除去といった生活環境、習慣を改善する事で症状を軽くすることもできますから、自己管理も重要になります。
呼吸器の基礎知識
呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。
呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく３つに分けわれ、気道・肺・胸郭（きょうかく）から構成されています。
気道は、鼻から、口、咽頭（いんとう）、喉頭（こうとう）、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支（しゅうまつさいきかんし）になるまでの下気道の２つに分かれます。
肺は、左右１つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の２つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道（気管支）と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。
左右の肺は、心臓と２本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。
胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。
