肺寄生虫症とは?

肺寄生虫症とは?

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肺寄生虫症とは?

肺で寄生虫などが繁殖し、他の臓器にもひろがっていく病気です。
病原体は、ジストマ・ダニ・アメーバ・トキソプラズマなどです。
各病原体が病名となっていて、ニューモシスチス・カリニ肺炎は、エイズ患者の過半数がかかると言われています。
肺吸虫症(肺ジストマ症)はザリガニから感染し、肺トキソプラズマ症はネズミ・家畜などを通して感染します。
他に肺アメーバ症、肺ダニ症等があります。

肺の寄生虫感染は、幼虫が皮膚から侵入したり、寄生虫の卵や幼虫の付着した食物を食べたりすることによっておこります。

寄生虫が体内に侵入すると、肺を好んで住みつき始め、そこで増殖する肺吸虫症。
それと、消化管を好む回虫、鉤虫(こうちゅう)、糞線虫(ふんせんちゅう)、住血吸虫(じゅうけつきゅうちゅう)など肺で病気を引き起こすものがあります。

治療においては、多くは投薬治療にて完治します。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

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