ファロー四徴症(ファローしちょうしょう)の原因

ファロー四徴症(ファローしちょうしょう)の原因

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ファロー四徴症(ファローしちょうしょう)の原因

ファロー四徴症とは、大きい心室中隔欠損(しんしつちゅうかくけっそん)があり、右心室の出口(漏斗部(ろうとぶ))が狭くなっている病気です。

チアノーゼ性心臓病の代表です。

特に乳児期から幼児期に特有のチアノーゼ発作を起こして治療が必要になってきます。

この病気の原因としては、約10%において染色体異常に合併して生じてきます。

これは、心室中隔欠損症、肺動脈狭窄、右心室肥大に加え、大動脈が左右の心室にまたがっている大動脈騎乗(だいどうみゃくきどう)という4つの合計異常があり、血液中の酸素がとても少なくなってします病気です。

心臓の基礎知識

心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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