エプスタイン病の原因

エプスタイン病の原因

「病気の大辞典」サイトの主旨

病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
聞いたことのある病気や、一度も聞いたことのない病気まで、ありとあらゆる病気の知識をまとめています。

「病気の大辞典」TOP 》》 エプスタイン病の原因

エプスタイン病の原因

エプスタイン病とは、三尖弁(さんせんべん)の形成異常が起こることによって発生する病気です。

三尖弁といわれる右心房と右心室の間にある3つの弁のうちのどれかが右心室内に下方転移(三尖弁が下に落ちてしまうこと)した先天性の三尖弁の位置異常のことををいいます。

この病気は、三尖弁の閉鎖不全や変形、そして卵円孔開存(らんえんこうかいぞん)も伴っていきます。

卵円孔開存は、卵円孔の開口がずっと人生の中で持続しているものです。

三尖弁とは・・・心臓の右心房と右心室の間にある弁のことをさします。そして、前尖・後尖・中隔尖の3つにより、できています。

心臓の基礎知識

心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

呼吸器の基礎知識

循環器の基礎知識

心臓の基礎知識

食道の構造と働き

胃の構造と働き