気管支炎とは?

気管支炎とは?

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気管支炎とは?

咳や痰(たん)を主体とする病気。

呼吸器疾患の一つで、太い気道である気管から枝分かれした、左右の気管支に起こる気管支粘膜(きかんしねんまく)の炎症です。
細菌やウイルスの感染によって起こりますが、ガスや粒子の刺激によっても起こります。
症状としては、咳や痰が多く出ます。

症状が90日以内で治まる場合をかぜ症候群による急性気管支炎といいます。
症状がそれ以上、ときには数カ月、数年にわたって続く場合を慢性気管支炎といいます。

経過から急性と慢性に区分されます。


ただし、気管支喘息や肺結核などの、肺や心疾患もあるものは除きます。
冬に多く見られる症状で、女性よりも男性に多いのが特徴です。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

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