肺嚢胞(はいのうほう)の原因

肺嚢胞(はいのうほう)の原因

「病気の大辞典」サイトの主旨

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肺嚢胞(はいのうほう)の原因

原因が明らかな肺内の炎症、膿瘍、腫瘍などによる空洞を除く、肺内の異常空間をいいます。
それは、肺内に嚢胞(のうほう)といわれる、風船のような袋状の空間が生じたものです。

多くは、肺組織の先天的異常が原因ですが、喫煙や大気汚染などの環境因子が原因となる場合もあります。
大きくなると袋が破れる危険性もありますが、これはまれなことです。

この病気の方は、ほとんどが喫煙をしており、喫煙が悪化の誘因となっているようです。
男性に多く、20〜30歳に好発します。男女比は、5:1といわれている病気です。

悪性の疾患ではありません。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

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食道の構造と働き

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