慢性胃炎の治療

慢性胃炎の治療

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慢性胃炎の治療

治療は粘膜をもとには戻せないので、症状をとること、悪化させないことが目的となります。

内視鏡検査で胃の粘膜の状態を観察したあと、その状態に応じて胃酸の分泌を抑える薬や胃腸機能を調整する薬を使用し治療を行います。

ヘリコバクター・ピロリ菌の感染がある場合においては、抗生物質による除菌が慢性胃炎の治療に効果があることが多いものの、まだよく分かっていないこともあるため、医師とよく相談して対処して下さい。

慢性胃炎は、内服をやめてしまうと再発することがありますので、自覚症状がなくなっても自己判断せず医師の指示のもと、きちんと薬の服用を続けていきましょう。

また薬だけではなく、規則正しい生活を送り、胃に負担をかけないような食事を心がけることが大切です。

胃の構造と働きとは?

胃は消化管を成す管状の器官であり、入口と出口が狭く、途中がふくらんで袋状の構造になっています。

食道につながる入口付近を噴門部、十二指腸につながる出口付近を幽門部、それ以外の部位を胃体部と言います。


全体が左側に弧状に湾曲しており、噴門から幽門までが大きくふくらんでいる左側を大彎(だいわん)、 ふくらみが小さく逆に反った形になっている右側を小彎(しょうわん)と呼びます。

なお、胃底部と呼ばれているのは、胃の上部で噴門に近い部分のことで、 この名は、胃の外科手術を行うときに胃よりも下の部位から開腹するため、そこから見ると胃の中では一番奥に位置することからです。

中身がない状態では、内側の壁はひだを作り縮んでいる(容積は約50ミリリットル)が、 食後に食べ物でふくらんだ状態のときでは、腹部前面に張り出したのが感じられるぐらいに膨らみます (いわゆる「満腹」の状態では、容積は1.5から1.8リットル)。

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