血液循環と心臓の働きとは?

血液循環と心臓の働きとは?

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血液循環と心臓の働きとは?

心臓は、血液を送り出したり戻したりするために、ポンプのように収縮と弛緩(しかん)をしています。これを循環と呼びます。

循環は2つに分かれていて、心臓と全身の細胞との間の大循環と心臓と肺との間の小循環があります。


大循環は、大動脈から出た血液が全身の細胞へ送られます。

この血液には酸素・栄養が含まれており新鮮なもの。 毛細血管で酸素と栄養を細胞へ与え、二酸化炭素を受け取った後に静脈を通り大静脈から心臓へ戻っていきます。

そして、この血液は心臓から肺動脈を通り肺に送られます。 二酸化炭素を放出して酸素を取り入れるガス交換を行い、肺静脈を通って心臓へ戻っていきます。

これが小循環。


2つの循環にあたって心臓の各部屋がそれぞれ独自の働きを行えるのです。

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心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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