大動脈弁狭窄症(だいどうみゃくべんきょうさくしょう)の治療

大動脈弁狭窄症(だいどうみゃくべんきょうさくしょう)の治療

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大動脈弁狭窄症(だいどうみゃくべんきょうさくしょう)の治療

カテーテル治療と手術治療とが大きくわけてあります。

カテーテル治療においては、専用バルーンを大動脈の弁のところで膨らませることにより弁を裂開します。

しかし、これは適切な大きさのバルーンを選択する必要があります。
大きく広げすぎると、狭窄は解除されても逆に弁がうまく閉じなくなる大動脈弁閉鎖不全症を来す可能性があるからです。

手術治療は、大きく分けて、交連切開術という方法、自分の弁を切除して取り替えてしまう、大動脈弁置換術があります。

交連切開術も切り広げすぎると弁逆流を来すのでうまく調節する必要があります。

しかし利点があり、自己の弁を温存する手術なので、赤ちゃんに手術してもその後成長に合わせて弁が成長していってくれるのです。

ただし弁の形態異常が強い弁の場合は、再手術が必要になる場合があります。

もう一つの手術として弁置換術があります。
自己の弁を取り替える人工弁には機械弁と、生体弁の2種類があります。

しかし、これだけ科学が進歩しても、自己の弁の代わりとして理想的なものがなく、生体弁にも機械弁にも利点と欠点があるのです。

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心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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