心房中隔欠損症の治療

心房中隔欠損症の治療

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心房中隔欠損症の治療

穴の大きさにより治療法が異なります。
小さい穴の場合は治療の必要はありません。
しかし、穴が大きい場合には、手術をして縫合します。

手術においては、人工心肺を用いて開心術を行います。
そして直視下に孔を縫って閉鎖する方法です。
これが現時点で日本で行うことができる唯一の治療法となります。

しかし、遠くない将来においては、カテーテルを用いた閉鎖術が行われることが見込まれています。

この方法では胸の手術創はつかないのですが、日本では現時点でまだ認可されてはいないのです。

それは大腿(もも)の血管から心房まで閉鎖器具を装着したカテーテルを入れ、治療する方法です。

心臓の基礎知識

心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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