心筋梗塞の症状

心筋梗塞の症状

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心筋梗塞の症状

急性の場合、多くは胸部の激痛、締めつけられるような感じ、圧迫感として症状が現れます。

胸痛は30分以上続き、冷や汗を伴うことが多くあり、重症ではショックを示したりします。

前胸部、胸骨下が胸痛を感じる部分として多く、下顎(かがく)、頸部(けいぶ)、左上腕、心窩部(しんかぶ)などに放散して現れる場合もあります。

他の症状として呼吸困難、意識障害、吐き気、冷や汗を伴う場合がありますが、この時は重症のことが多いとされています。

高齢者においては、特徴的な胸痛でなく、息切れ、吐き気などの症状で発症することも少なくありません。
糖尿病の方や高齢者では無痛性のこともあります。

狭心症の方で、症状の程度がいつもより強くなる、回数が頻回になる、軽い労作で誘発されるようになった場合などには、不安定狭心症や心筋梗塞に移行する可能性があります。

こういった症状が出た場合、早めに専門医の診察を受けましょう。

心臓の基礎知識

心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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