狭心症の治療

狭心症の治療

「病気の大辞典」サイトの主旨

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狭心症の治療

治療においては3つの方法が大きく分けてあります。
薬物療法、経皮的冠動脈形成術(カテーテルインターベンション)、冠動脈バイパス手術の3つの方法です。

患者さんの年齢、合併症の有無、症状や冠動脈の病変の形態などにより、どの治療を行うかは異なってきます。

薬物療法では、発作が起きたばかりの時は錠剤・スプレー式のニトログリセリンを使用。

冠状動脈の内径を広げる薬で、舌の下へ入れます。約2、3分で効果が現れ効いてきます。
けいれんによる狭心症には、カルシウム拮抗剤が効果があります。これは毎日の服用となります。
労作性狭心症は、心臓の仕事量を減らすβ(ベータ)遮断剤を毎日服用します。

経皮的冠動脈形成術では、冠動脈にカテーテルを入れ狭い部分を広げます。

またステントと言われるコイル状の金属で広げたり、特殊な刃のようなもので削ったりして狭窄部分を治療します。

冠動脈バイパス手術は、冠動脈形成術ができない方に行います。
足の静脈のや胸の裏側の動脈を一部とり、冠状動脈のバイパスとして使用する手術を行うものです。

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心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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