静脈瘤(じょうみゃくりゅう)の治療

静脈瘤(じょうみゃくりゅう)の治療

「病気の大辞典」サイトの主旨

病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
聞いたことのある病気や、一度も聞いたことのない病気まで、ありとあらゆる病気の知識をまとめています。

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静脈瘤(じょうみゃくりゅう)の治療

初期症状で合併症などが疑われない場合には、圧迫法(弾性ストッキング着用など)、マッサージ法の保存的治療法などがあります。

症状が進んでいる場合には、硬化療法を行います。
これは直接足の静脈瘤に、硬化剤を細い針で注射する治療です。
硬化剤は静脈を刺激してペチャンコにします。

これによって静脈瘤は小さく目立たなくなり症状もなくなっていきます。
注射を行った部分には、しばらくしこりや色素沈着が起こりますが、次第に薄くなってなくなります。

症状が重い場合は、全身麻酔においてのストリッピング手術をします。
小さな皮膚切開を行い、足の大伏在静脈あるいは小伏在静脈といわれる太い静脈を引き抜く手術です。
全身麻酔で多くは行いますので1週間前後の入院を必要とします。

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身体を構成する細胞が生きて活動しているため、人間の身体も活動できるのです。 身体にとって重要なエネルギー源となる養分・酸素の補給を担当するのが血液。


その血液を全身へ送り出す役目のポンプが心臓です。 そして血管は、血液を流すためのパイプの役目となります。

血管には、静脈・動脈・その間にある毛細血管があり、網目のように身体に中に張りめぐらされています。


リンパ管も主な血管の傍を走り、全身に張りめぐらされています。 リンパ管は、細菌の侵入を食い止めるリンパ液を運ぶ役目をしています。


大きな血液の流れとしては、太い動脈から細い動脈、そして毛細血管へとなります。 毛細血管においては、栄養・酸素と二酸化炭素の交換を行い、次は細い静脈から太い静脈へ入って心臓に帰っていくのです。

このように血液が全身をめぐるルートを循環系といいます。

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