静脈の構造と働きとは?

静脈の構造と働きとは?

「病気の大辞典」サイトの主旨

病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
聞いたことのある病気や、一度も聞いたことのない病気まで、ありとあらゆる病気の知識をまとめています。

「病気の大辞典」TOP 》》 循環器の基礎知識 》》 静脈の構造と働きとは?

静脈の構造と働きとは?

構造は三層になっています。動脈と同じで、血管の構造は内膜、中膜、外膜です。

毛細血管に続き、心臓に血液を送り返す血管です。毛細血管の吻合により細静脈に至り、静脈となります。

ただし、肺静脈のみで、他の静脈とは機能が異なり、動脈血が流れます。


これは動脈ほど、血圧の変化は受けません。

静脈は、中膜の平滑筋が少なく弾性線維も乏しくなっています。血管そのものも薄く弾力性がありません。

始まりの部分は細静脈と呼ばれています。


静脈血管の特徴は、動脈と違い低い血圧です。 そして、身体下部から上部へ血液を運ぶ為に、血液が逆流をおこさないよう静脈弁という弁がついています。

循環器の基礎知識

身体を構成する細胞が生きて活動しているため、人間の身体も活動できるのです。 身体にとって重要なエネルギー源となる養分・酸素の補給を担当するのが血液。


その血液を全身へ送り出す役目のポンプが心臓です。 そして血管は、血液を流すためのパイプの役目となります。

血管には、静脈・動脈・その間にある毛細血管があり、網目のように身体に中に張りめぐらされています。


リンパ管も主な血管の傍を走り、全身に張りめぐらされています。 リンパ管は、細菌の侵入を食い止めるリンパ液を運ぶ役目をしています。


大きな血液の流れとしては、太い動脈から細い動脈、そして毛細血管へとなります。 毛細血管においては、栄養・酸素と二酸化炭素の交換を行い、次は細い静脈から太い静脈へ入って心臓に帰っていくのです。

このように血液が全身をめぐるルートを循環系といいます。

呼吸器の基礎知識

循環器の基礎知識

心臓の基礎知識

食道の構造と働き

胃の構造と働き