大動脈炎症候群の治療

大動脈炎症候群の治療

「病気の大辞典」サイトの主旨

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大動脈炎症候群の治療

炎症を抑える副腎皮質ステロイド薬が急性期には用いられます。

これは、継続的あるいは間欠的に投与を行い、CRP・赤沈を指標とした炎症反応の強さと臨床症状に対応して投与量を加減します。

慢性期には抗血小板薬や抗凝固薬を用います。
これは、血栓予防のためです。

主な手術対象となるのは、頸動脈狭窄による脳虚血症状(のうきょけつしょうじょう)・腎動脈、大動脈の狭窄による高血圧・大動脈弁閉鎖不全・大動脈瘤(だいどうみゃくりゅう)などです。

外科的治療においては、特定の血管病変に起因することが明らかな症状がある場合、そしてなおかつ内科的治療が困難と考えられる場合に考慮されてきます。

この病気は、ある程度までは進行していきますが、その後は慢性の経過をとり、多くは長期の生存が可能となります。
しかし、脳への血流障害・心臓の合併症・あるいは高血圧が合併する場合などは、厳重な管理が必要となってきます。

そしてまた、血管炎が再燃することもありますので注意が必要です。

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身体を構成する細胞が生きて活動しているため、人間の身体も活動できるのです。 身体にとって重要なエネルギー源となる養分・酸素の補給を担当するのが血液。


その血液を全身へ送り出す役目のポンプが心臓です。 そして血管は、血液を流すためのパイプの役目となります。

血管には、静脈・動脈・その間にある毛細血管があり、網目のように身体に中に張りめぐらされています。


リンパ管も主な血管の傍を走り、全身に張りめぐらされています。 リンパ管は、細菌の侵入を食い止めるリンパ液を運ぶ役目をしています。


大きな血液の流れとしては、太い動脈から細い動脈、そして毛細血管へとなります。 毛細血管においては、栄養・酸素と二酸化炭素の交換を行い、次は細い静脈から太い静脈へ入って心臓に帰っていくのです。

このように血液が全身をめぐるルートを循環系といいます。

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