非定型抗酸菌症(ひていけいこうさんきんしょう)の治療

非定型抗酸菌症(ひていけいこうさんきんしょう)の治療

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非定型抗酸菌症(ひていけいこうさんきんしょう)の治療

結核の薬、抗結核剤による化学療法を用います。
しかし、結核に効果がある薬でも、少量では耐性菌(たいせいきん)には効果がありません。

そこで何剤かの薬を服用することになります。
一般的なのはクラリスロマイシン(CAM)、リファンピシン(RFP)、エタンブトール(EB)、ストレプトマイシン(SM)の4剤を同時に服用すること。

ただし、肝障害等の副作用を引き起こすこともあるので、月に1度は採血して検査が必要です。

また、結核のような短期療法ができないため、結核菌よりも2年程度さらに長く投薬が必要になります。
それでも除菌できないこともありますので、根気よく治療を行いましょう。

慢性化した場合などは、肺切除などの外科療法が用いられます。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

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食道の構造と働き

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