肺結核の治療

肺結核の治療

「病気の大辞典」サイトの主旨

病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
聞いたことのある病気や、一度も聞いたことのない病気まで、ありとあらゆる病気の知識をまとめています。

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肺結核の治療

肺結核の治療法は、ほとんどが薬物療法で、薬剤を3〜4種類併用して服用します。
肺結核の症状にもよりますが服用期間は、約半年〜1年となります。

免疫力が著しく低下している、結核菌が痰に認められるなど、入院治療が必要な場合もあります。
ですが、近年では通院治療だけのケースも増えてきています。

気を付けなくてはならないのは、治療薬を自己判断で中止してしまうこと。
症状が治まったとしても、結核菌は生き残っているケースがありますので、必ず医師の指示に従いましょう。
生き残っている菌が変異し、薬の効かない菌になってしまう恐れがあります。

とくに乳幼児は免疫力が低いので、肺結核に感染すると発症・悪化しやすいので注意が必要です。
このため、生後6ヶ月までに予防接種(BCG)を実施することになっています。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

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