横隔膜ヘルニアの治療

横隔膜ヘルニアの治療

「病気の大辞典」サイトの主旨

病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
聞いたことのある病気や、一度も聞いたことのない病気まで、ありとあらゆる病気の知識をまとめています。

「病気の大辞典」TOP 》》 横隔膜ヘルニアとは? 》》 横隔膜ヘルニアの治療

横隔膜ヘルニアの治療

食道裂孔ヘルニアにおいては、治療方法が程度によって異なります。
胸焼けなどの症状がある場合には、制酸剤などを投与しますが、無症状の場合は放置でかまいません。

胸膜裂孔ヘルニア、後胸骨裂孔ヘルニア、外傷性ヘルニアでは手術が行われます。
手術を行い、横隔膜裂孔がふさがれば予後は良好となります。

しかし、新生児の横隔膜ヘルニアについては、緊急手術が必要となりますので気をつけましょう。

女性の高齢者が、食後にむねやけや強まる胸骨後部痛を感じたら、食道裂孔ヘルニアの可能性があります。
その場合、早めに内科を受診してください。
胸膜裂孔・後胸骨裂孔ヘルニアにおいては、出生直後のチアノーゼなどから、産婦人科医が気づくので治療を行えます。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

呼吸器の基礎知識

循環器の基礎知識

心臓の基礎知識

食道の構造と働き

胃の構造と働き