縦隔炎(じゅうかくえん)の症状

縦隔炎(じゅうかくえん)の症状

「病気の大辞典」サイトの主旨

病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
聞いたことのある病気や、一度も聞いたことのない病気まで、ありとあらゆる病気の知識をまとめています。

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縦隔炎(じゅうかくえん)の症状

食道に孔(穴)があくと、胸骨後方の激痛が起こり、悪寒戦慄(おかんせんりつ)、発熱が現れます。

重症になると血液のなかに細菌が入り、敗血症(はいけつしょう)を発症する場合もあります。

急性の場合の症状は、激しい胸痛・高熱・悪寒・ショック症状(血圧低下、意識消失)・咳・嘔気・呼吸困難などです。

慢性では、症状が出ない場合があります。
しかし、喘鳴(ぜんめい)や胸部圧迫感などが起こる場合もあります。

また子どもの誤飲は、3歳未満が90%をしめます。
誤飲の多い時間帯は母親が家事に忙しい午前9時から11時くらい、また午後6時から9時くらいです。
縦隔炎をおこし敗血症などの重篤な病気の原因になるため、特に注意しなくてはいけません。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

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食道の構造と働き

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