胸膜炎(肋膜炎 ろくまくえん)の治療

胸膜炎(肋膜炎 ろくまくえん)の治療

「病気の大辞典」サイトの主旨

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胸膜炎(肋膜炎 ろくまくえん)の治療

呼吸困難がある場合は安静にします。そして、まず最初に症状の対症治療が行われます。

この病気は、胸膜の治療というよりも、さまざまな疾患の治療を優先して治療を行うのです。
胸水が多い場合には、針を刺して胸水を抜きます。

診断は、まずX線検査、CT検査、胸腔穿刺(きょうくうせんし)により行います。

そして治療方法としては化学療法を用います。
さらに呼吸困難には胸水穿刺排除や副腎皮質ステロイド剤が用いられます。

結核性胸膜炎は約1か月ほどで治癒します。
しかし、がん性胸膜炎の場合には、切除療法や全身化学療法などが行われますが、予後はよくありません。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

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