過換気症候群(かかんきしょうこうぐん)の治療

過換気症候群(かかんきしょうこうぐん)の治療

「病気の大辞典」サイトの主旨

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過換気症候群(かかんきしょうこうぐん)の治療

まず発作がおこり始めたら、ナイロン袋などで口・鼻をおおい、そこで呼吸をします。
吐いた息には多量な炭酸ガスが含まれているので、次にそれを吸うことにより血液の炭酸ガスを増やしていくのです。
発作は1時間以内に自然寛快することが多いでしょう。

また、不安や悩みなどの原因を取り除く為に抗不安剤を投与することも一つの治療法です。
元疾患としてパニック障害やうつ病などが存在する場合は、その治療も一緒に行われます。

この病気にになりやすい人は、体質も関与していますが、神経症的な依存心の強い20代の女性が多いといわれています。
同じ状況がおこった場合、また発作を繰り返すのではないかという「予期不安」が原因で発作のをおこすケースもあります。
発作のきっかけとなるストレス要因を見極めて取り除くことが重要となりますので、一人で抱え込まず、心療内科や呼吸器内科、精神科で相談をするのも大切です。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

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