肺気腫(はいきしゅ)の治療

肺気腫(はいきしゅ)の治療

「病気の大辞典」サイトの主旨

病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
聞いたことのある病気や、一度も聞いたことのない病気まで、ありとあらゆる病気の知識をまとめています。

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肺気腫(はいきしゅ)の治療

治す為の薬はありません。
治療というよりも、病気を進行させない、症状を軽くするなどの療法になります。

息切れや、息苦しさがある場合、気管支拡張薬の内服や、痰を出しやすくなる薬を内服します。

日常の生活については、喫煙者は即、禁煙して下さい。これは最も重要なことです。
他には、なるべく規則正しい生活をし、体力を落とさないことが大切。

また風邪をこじらせると肺炎になりやすく、早めの治療が必要になります。
肥満傾向にある方は、呼吸筋のはたらきをよくするために、ダイエットをすることが望ましいです。
反対にやせ過ぎの方は、多めに良質の蛋白質を摂取するように心がけて下さい。
息切れがあるために、運動が億劫になりがちですが、適度の運動は必要となります。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

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