肺住血吸虫症(はいじゅうけつきゅうちゅうしょう)とは?

肺住血吸虫症(はいじゅうけつきゅうちゅうしょう)とは?

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肺住血吸虫症(はいじゅうけつきゅうちゅうしょう)とは?

ミヤイリガイに寄生する吸虫の幼虫セルカリアが体内に侵入し、肺で増殖することによっておこります。
皮膚から肝臓、腸の血管へと寄生して成虫となり、やがて病気を引き起こします。

すぐに症状はあらわれませんが、咳・痰・微熱などが少しずつ出始めてきます。
皮膚炎・血便・貧血・肝硬変(かんこうへん)・脾臓(ひぞう)の腫れなども症状としてあげられます。

予防法としては、住血吸虫がいるとわかっている湖や川で泳いだり、水浴びしたり、歩いて渡ったりしないこと。
治療には、プラジカンテルやアンチモン剤を使用します。

近年、この病気はあまりみられなくなり、現在はミヤイリガイの絶滅で新たな感染はないといわれています。

呼吸器の基礎知識

呼吸を行う為に必要な臓器、酸素を取り込み二酸化炭素を排出する器官です。


呼吸器は外気と直接つながりがあり、鼻から肺までの器官。 大きく3つに分けわれ、気道・肺・胸郭(きょうかく)から構成されています。


気道は、鼻から、口、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、のどまでの上気道と、 のどから下へ向かう気管が肺の中で枝分かれし終末細気管支(しゅうまつさいきかんし)になるまでの下気道の2つに分かれます。


肺は、左右1つずつ。右側は、上葉・中葉・下葉に分かれ、左側は、上葉・下葉の2つのみになります。 肺の中は、空気の通り道となっている管状構造をした気道(気管支)と、 酸素の取り込みや二酸化炭素の排出をおこなう肺胞、さらに多くの血管で占められています。

左右の肺は、心臓と2本ずつの血管でそれぞれ結ばれており、それらは右肺動脈と右肺静脈・左肺動脈と左肺静脈といいます。


胸郭は、肺を保護、及び、収納する為の骨格。脊柱・肋骨・胸骨・肋間筋・胸膜などから構成されています。

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