夏型過敏性肺炎の症状

夏型過敏性肺炎の症状

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夏型過敏性肺炎の症状

抗原となるカビを吸い込んでから4〜6時間後に、悪寒・発熱・倦怠感・咳や痰などの軽い風邪のような症状が現れます。

しかし、風邪だと思いそのままにしておくと、どんどん症状が重くなります。
次第に息切れなどの呼吸困難を伴い、チアノーゼや血痰(けったん)、胸痛(きょうつう)の症状が現れるようになります。
症状は8〜12時間持続しますが、その環境のままだと症状はそれ以降も続きます。
ただ、原因となっている環境から離れると数日から10日で治ってしまいます。

何年も環境の改善をせずこの状態を繰り返せば、肺が繊維化し、ぶ厚くなって慢性的な病気の肺繊維症につながる場合もあります。

肺炎とは?

病原体の感染で、肺の組織に炎症が起きる病気。

感染性の肺炎と非感染性の肺炎があります。


感染性では、呼吸の際に吸い込んだ感染源による細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、心筋性肺炎。

非感染性では、薬剤性肺炎、アレルギー性肺炎などがあります。


一つの例として肺炎の進行を細菌性肺炎で説明すると、はじめは頭痛・喉の痛み・鼻水・鼻づまり・咳と いったかぜの症状から始まります。

そして高熱が続きはじめ、咳、痰、呼吸困難、胸の痛み、顔面紅潮(がんめんこうちょう)、 チアノーゼ(唇や爪が青黒くなる)などの症状が現れます。

しかし、高齢者の場合には、あまり激しい症状が出ないこともあり、気がついたときには悪化していたということもあります。

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