細菌性肺炎の症状

細菌性肺炎の症状

「病気の大辞典」サイトの主旨

病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
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細菌性肺炎の症状

発熱・咳・膿性の痰・ふるえと寒気などの症状がみられ、それに加えて胸痛がみられることもあります。
ときには血痰(けったん)もあり、身体所見では、脈拍・呼吸数の増加がみられます。

強度の呼吸困難・高熱・唇が紫色になるチアノーゼ、意識障害・ゼーゼーといった強い喘鳴(ぜんめい)などの症状の場合は、かなり危険な状態なので緊急に治療を開始する必要があります。
これは、X線で診断が付きやすいのです。

インフルエンザにかかった高齢者の25%が細菌性肺炎になるとも言われているので注意が必要。
症状の共通な咳・痰の気管支炎に比べ、高い発熱や胸痛、呼吸困難などは肺炎を疑わせる症状なのです。

肺炎とは?

病原体の感染で、肺の組織に炎症が起きる病気。

感染性の肺炎と非感染性の肺炎があります。


感染性では、呼吸の際に吸い込んだ感染源による細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、心筋性肺炎。

非感染性では、薬剤性肺炎、アレルギー性肺炎などがあります。


一つの例として肺炎の進行を細菌性肺炎で説明すると、はじめは頭痛・喉の痛み・鼻水・鼻づまり・咳と いったかぜの症状から始まります。

そして高熱が続きはじめ、咳、痰、呼吸困難、胸の痛み、顔面紅潮(がんめんこうちょう)、 チアノーゼ(唇や爪が青黒くなる)などの症状が現れます。

しかし、高齢者の場合には、あまり激しい症状が出ないこともあり、気がついたときには悪化していたということもあります。

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