マイコプラズマ肺炎の治療

マイコプラズマ肺炎の治療

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マイコプラズマ肺炎の治療

治療として有効なのは、蛋白合成阻害剤(たんぱくごうせいそがいざい)のマクロライド系抗生剤やテトラサイクリン系抗生物質、ニューキノロン系抗生物質です。

この治療においては、早期発見・診断・治療をすることが病状の遷延化(せんえんか)や流行を防止するために必要となります。
ですが、診断できるまでに日数がかかる場合が多く、マイコプラズマ肺炎の確信なしに蛋白合成阻害剤を処方することは難しいことなのです。
近年、細菌性肺炎が激減した中で肺炎全体に比率は高まっているのがマイコプラズマ肺炎。

呼吸不全を呈(てい)する重症例では、抗菌剤併用のもと、副腎皮質ステロイド剤の投薬が有用なことがあります。

肺炎とは?

病原体の感染で、肺の組織に炎症が起きる病気。

感染性の肺炎と非感染性の肺炎があります。


感染性では、呼吸の際に吸い込んだ感染源による細菌性肺炎、ウイルス性肺炎、心筋性肺炎。

非感染性では、薬剤性肺炎、アレルギー性肺炎などがあります。


一つの例として肺炎の進行を細菌性肺炎で説明すると、はじめは頭痛・喉の痛み・鼻水・鼻づまり・咳と いったかぜの症状から始まります。

そして高熱が続きはじめ、咳、痰、呼吸困難、胸の痛み、顔面紅潮(がんめんこうちょう)、 チアノーゼ(唇や爪が青黒くなる)などの症状が現れます。

しかし、高齢者の場合には、あまり激しい症状が出ないこともあり、気がついたときには悪化していたということもあります。

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