食道神経症の治療

食道神経症の治療

「病気の大辞典」サイトの主旨

病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
聞いたことのある病気や、一度も聞いたことのない病気まで、ありとあらゆる病気の知識をまとめています。

「病気の大辞典」TOP 》》 食道神経症の原因 》》 食道神経症の治療

食道神経症の治療

この病気、検査をして病気がないことを確認することがとても重要です。

がんではないとはっきり診断することで治療になるようですが、精神安定剤などを使ったりして対症療法を行ったりするようです。

他の精神疾患の場合と同様に、過敏になっている神経を沈めるための鎮静薬や精神安定薬の投与をしていきます。

また、抱えている問題やストレスになっている原因を突き止めていき、その問題についてのカウンセリングを行っていくことで自然と食道の違和感が消えていくこともあります。

関連する診療科目は、内科、消化器科、気管食道科、心療内科です。

食道の構造と働きとは?

人の食道は、成人で25〜30cmの長さがあります。


頸部(第6頸椎)で喉頭の後ろ側で始まり、胸部では気管支、 大動脈弓などの後ろを通り、横隔膜(食道裂孔)を突き抜けて腹部に至ります。

横隔膜の下(第11胸椎)で胃の噴門と繋がっており、食道には3箇所の生理的狭窄部があります。

咽頭との接合部、気管支の後ろを通る部位、そして横隔膜を抜ける部位で、食物がよくつまるのはこれらの箇所です。

食道の壁は、内腔側から粘膜、外膜、筋層と分けることができ、粘膜は、 口で咀嚼されたとはいえ、形をまだ保ったままの食物が通過することで傷つかないように、 力学的に強い重層扁平上皮で構成されているのです。


粘膜のすぐ下層にある多数の食道腺が粘膜の表面に粘液を分泌することで、食物の通りをよくする働きがあります。

呼吸器の基礎知識

循環器の基礎知識

心臓の基礎知識

食道の構造と働き

胃の構造と働き