三尖弁膜症(さんせんべんまくしょう)の治療

三尖弁膜症(さんせんべんまくしょう)の治療

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三尖弁膜症(さんせんべんまくしょう)の治療

三尖弁膜症(さんせんべんまくしょう)には、薬物治療と外科的手術があります。

閉鎖不全症の場合は高度逆流を認めれば手術適応となります。

手術方法は、弁形成術、置換術、弁輪縫縮術等が行われます。

手術で人工弁に置換した後は、血栓形成を防ぐ目的として抗凝固薬ワルファリンを服用する事が多くなります。

薬物療法では、心不全、不整脈に対する治療薬の投与を行っていきます。

一般療法として、膜症の重傷度に応じて運動の制限、食事療法を行います。

また心不全や高血圧があれば食塩を制限し、肥満や動脈硬化があれば、体重の減量をすることも必要になってきます。

適切な治療を行えば予後は良好な病気です。

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心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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