心臓弁膜症の治療

心臓弁膜症の治療

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心臓弁膜症の治療

最初に検査として、聴診、心音図、胸部X線検査、心電図を行います。

心エコー検査が最近では非常に進歩し、ほとんどの弁膜症の生体を傷つけることなく診断、重症度を判定したりできます。

心エコー検査においては、胸の上から行う通常の方法、食道から胃の内視鏡のように行う方法があります。

また、心臓カテーテル検査が必要になることもあります。

治療は、内科的治療の薬物と外科手術とに大きく分けられます。
心不全症状が現れている場合は、利尿薬、ジギタリス製剤などを内服します。

安静時にも症状が出たり、胸水やむくみがひどい場合には入院が必要となり、利尿薬の静脈注射やカテコラミン製剤の点滴などを行います。
外科手術を行うしかない場合、学会で定められているガイドラインに従って判断していきます。

心臓の基礎知識

心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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