動脈管開存症(どうみゃくかんかいぞんしょう)」症状

動脈管開存症(どうみゃくかんかいぞんしょう)」症状

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動脈管開存症(どうみゃくかんかいぞんしょう)」症状

動脈管開存症は管の大きさ、患者さんの年齢などで症状、経過が異なります。

未熟児の赤ちゃんに大きな動脈管開存がある場合、
生後数日の間に生命にかかわる心不全状態に陥ることがあります。

また成人においては小さな動脈管開存があっても思春期以降まで無症状であることが多く、
健康診断などでたまたま異常がみつかる場合があります。

小児期に診断されて、赤ちゃんの頃にミルクの飲みが悪かった、体重が増加しにくかった、などがあります。
この病気の子供の約1/3は体重が年齢のわりに少ないとされています。
症状としては、動脈管を通る血流の多い赤ちゃんでは、息が速い、脈が速い、寝汗、手足の冷感といったものが現れます。

心臓の基礎知識

心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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