本態性低血圧症の症状

本態性低血圧症の症状

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本態性低血圧症の症状

本態性低血圧症での症状は、患者さんの10〜20%に認められます。
自覚症状はあまりない場合が多いのですが、頭痛・めまい・肩こり・食欲不振などの症状が現れる場合があります。

また、低血圧に伴って血流量の低下による全身症状や各臓器症状なども認められ、精神・神経症状や自律神経症状(不定愁訴)も症状としてみられます。

本態性低血圧症では、慢性低血圧症のため、症状は持続的に続きます。
激しい症状を起こすことはなく、ゆっくりと症状が現れてくるのです。


不定愁訴・・・頭重・イライラ・疲労感・不眠など漠然とした不快感を伴う自覚症状を訴える。
しかし、それとからだの異常との関連がはっきりしないもの。

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身体を構成する細胞が生きて活動しているため、人間の身体も活動できるのです。 身体にとって重要なエネルギー源となる養分・酸素の補給を担当するのが血液。


その血液を全身へ送り出す役目のポンプが心臓です。 そして血管は、血液を流すためのパイプの役目となります。

血管には、静脈・動脈・その間にある毛細血管があり、網目のように身体に中に張りめぐらされています。


リンパ管も主な血管の傍を走り、全身に張りめぐらされています。 リンパ管は、細菌の侵入を食い止めるリンパ液を運ぶ役目をしています。


大きな血液の流れとしては、太い動脈から細い動脈、そして毛細血管へとなります。 毛細血管においては、栄養・酸素と二酸化炭素の交換を行い、次は細い静脈から太い静脈へ入って心臓に帰っていくのです。

このように血液が全身をめぐるルートを循環系といいます。

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