特発性心筋症の治療

特発性心筋症の治療

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特発性心筋症の治療

肥大型心筋症の治療には、β遮断薬やカルシウム拮抗薬を使用します。
日常生活においての注意点は、必要以上の負担を心臓にかけないようにすること。

家系に突然死した人がいる場合などは、遺伝性が認められることがある為、特に厳重な生活管理が必要となります。
競技などの運動もしくは急激な運動は絶対に避けなければなりません。
肥大型心筋症は、一般に予後は良好です。

拡張型心筋症の治療は、原因が不明なだけに、心不全と不整脈の対策ということになります。

心不全が明らかなものについては、安静、運動制限、減塩などを行います。
そして利尿薬、アンジオテンシン変換酵素阻害薬、β受容体遮断薬などが使用されます。
また心臓の負担を軽くする為に、硝酸薬などの血管拡張薬も使われます。

しかし、これらの治療法が無効な場合には心臓移植が行われます。

拡張型心筋症の予後はよくなく、心不全を起こしたり、不整脈で突然死したりします。

心臓の基礎知識

心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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