肺性心(はいせいしん)の治療

肺性心(はいせいしん)の治療

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肺性心(はいせいしん)の治療

基本的に行うのは、肺性心の原因である肺の病気に対する治療を行います。

低酸素血症は肺血管の抵抗を上昇させるため、肺性心を悪化させる要因となります。

その為、慢性呼吸不全を合併している肺性心の方においては在宅酸素療法を行います。

ただし、これは注意が必要となります。
不用意に多量の酸素吸入を行うと、血液中の二酸化炭素がたまりすぎ、
呼吸が止まってしまうことがあるからです。

右心不全に対しては、右心室にかかった負荷を軽くするため、利尿薬、心臓のはたらきを強くする強心薬、血管拡張薬を使います。

急性の場合には、酸素吸入を行います。
肺塞栓の場合には血栓を溶解する薬剤を用いて治療します。

心臓の基礎知識

心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。


血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。

心臓の重さは、大人で約300グラム。

心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。

しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。

心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。

配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。

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