アダムス・ストークス症候群の治療
アダムス・ストークス症候群の治療
「病気の大辞典」サイトの主旨
病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
聞いたことのある病気や、一度も聞いたことのない病気まで、ありとあらゆる病気の知識をまとめています。
アダムス・ストークス症候群の治療
治療として、一時的ですが薬剤投与を行う場合があります。
徐脈が原因である場合には、意識消失発作の予防にはペースメーカーの植え込みが必要となってきます。
また心拍数が多い心室頻拍の再発が危惧される時や心室細動などにおいては、頻脈発生に際しては、それを電気的に停止させる為の植え込み型除細動器の植え込みが必要になります。
これらは、発作時の救急処置がとても大切となります。
症状が、最初は軽くめまい程度で自然に消失していても、数時間、数日後に繰り返すおそれがあります。
予防として、そのような場合には早期に循環器専門医の診察を受けてください。
心臓の基礎知識
心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。
血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。
心臓の重さは、大人で約３００グラム。
心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。
しかし、２つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。
心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ２つの心室・心房からなる、４部屋に分かれています。
配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔（ちゅうかく）で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。
