血栓性静脈炎(けっせんせいじょうみゃくえん)の治療

血栓性静脈炎(けっせんせいじょうみゃくえん)の治療

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血栓性静脈炎(けっせんせいじょうみゃくえん)の治療

血栓性静脈炎は安静にしていれば治ることがほとんどです。
自然に痛み・腫れは治っていくので治療はいりません。

しかし、ひどい場合においては治療が必要となります。
下肢において、急激な浮腫や痛みが現れた場合には、肺塞栓の危険性が高いといわれる深部静脈血栓症を疑いましょう。

難治性のものについては、抗血小板薬やワルファリンが必要となる場合があり、感染や静脈瘤炎を合併している場合には、血栓の除去・静脈の切除を行う必要もあります。

深在静脈まで炎症は広がることがあるので、肺塞栓の合併にも注意が必要となります。

深部静脈血栓症の急性期には、肺塞栓を予防するため、安静にして、下肢を高く上げておくことが必要です。

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身体を構成する細胞が生きて活動しているため、人間の身体も活動できるのです。 身体にとって重要なエネルギー源となる養分・酸素の補給を担当するのが血液。


その血液を全身へ送り出す役目のポンプが心臓です。 そして血管は、血液を流すためのパイプの役目となります。

血管には、静脈・動脈・その間にある毛細血管があり、網目のように身体に中に張りめぐらされています。


リンパ管も主な血管の傍を走り、全身に張りめぐらされています。 リンパ管は、細菌の侵入を食い止めるリンパ液を運ぶ役目をしています。


大きな血液の流れとしては、太い動脈から細い動脈、そして毛細血管へとなります。 毛細血管においては、栄養・酸素と二酸化炭素の交換を行い、次は細い静脈から太い静脈へ入って心臓に帰っていくのです。

このように血液が全身をめぐるルートを循環系といいます。

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