解離性大動脈瘤(かいりせいだいどうみゃくりゅう)の症状

解離性大動脈瘤(かいりせいだいどうみゃくりゅう)の症状

「病気の大辞典」サイトの主旨

病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
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解離性大動脈瘤(かいりせいだいどうみゃくりゅう)の症状

解離は突然起こり、それによって症状も突然現れてきます。

症状としては、解離による痛み・破裂・血管の機能障害による症状が起こり、激烈な痛みがほとんどです。
血管の解離した場所により、前胸部痛から肩、背部につけての痛みまでがあります。

ひどい場合には、息ができないように感じ、痛みの場所や激しさによって心筋梗塞の症状を思わせます。
まれにですが、痛みがほとんどなく無症状のこともあります。

破裂を起こした場合には、ショック状態になり失神を起こします。
それに伴い、突然倒れたり、命を失う程の激烈な症状を来すこともあるのです。

血管の機能が障害され、脳への血流が阻害されれば、失神、けいれん、意識障害、半身麻痺などを起こすこともあります。

これは、様々な症状を来たし、診断が難しい病気の一つなのです。

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身体を構成する細胞が生きて活動しているため、人間の身体も活動できるのです。 身体にとって重要なエネルギー源となる養分・酸素の補給を担当するのが血液。


その血液を全身へ送り出す役目のポンプが心臓です。 そして血管は、血液を流すためのパイプの役目となります。

血管には、静脈・動脈・その間にある毛細血管があり、網目のように身体に中に張りめぐらされています。


リンパ管も主な血管の傍を走り、全身に張りめぐらされています。 リンパ管は、細菌の侵入を食い止めるリンパ液を運ぶ役目をしています。


大きな血液の流れとしては、太い動脈から細い動脈、そして毛細血管へとなります。 毛細血管においては、栄養・酸素と二酸化炭素の交換を行い、次は細い静脈から太い静脈へ入って心臓に帰っていくのです。

このように血液が全身をめぐるルートを循環系といいます。

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