起立性低血圧症の治療

起立性低血圧症の治療

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起立性低血圧症の治療

まず診断を行い、起立時に血圧測定をすることが必要です。

起立試験の結果、臥位や座位時の血圧と比較を行い、起立後3分以内で収縮期血圧が20mmHg、拡張期血圧が10mmHg以上の低下を認めた場合を陽性とします。

そして初めて起立性低血圧症と診断されるのです。
その際の症状として、起立時のめまい、ふらつき、眼前暗黒感、失神などが生じた場合は、起立性低血圧症に伴う症状と判断します。

基本的に起立性低血圧症の治療では、生活指導を含めた一般療法と薬物療法になります。

一般療法においては、本態性低血圧症の治療と共通する点が多く、生活指導から運動療法、物理療法までが行われます。

また、原因疾患の精査やそれに伴う治療も行われます。

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身体を構成する細胞が生きて活動しているため、人間の身体も活動できるのです。 身体にとって重要なエネルギー源となる養分・酸素の補給を担当するのが血液。


その血液を全身へ送り出す役目のポンプが心臓です。 そして血管は、血液を流すためのパイプの役目となります。

血管には、静脈・動脈・その間にある毛細血管があり、網目のように身体に中に張りめぐらされています。


リンパ管も主な血管の傍を走り、全身に張りめぐらされています。 リンパ管は、細菌の侵入を食い止めるリンパ液を運ぶ役目をしています。


大きな血液の流れとしては、太い動脈から細い動脈、そして毛細血管へとなります。 毛細血管においては、栄養・酸素と二酸化炭素の交換を行い、次は細い静脈から太い静脈へ入って心臓に帰っていくのです。

このように血液が全身をめぐるルートを循環系といいます。

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