「病気の大辞典」サイトの主旨
病気には様々な症状があり、それぞれにそれぞれの原因や治療方法があります。
「病気の大辞典」ではそんな無数に存在する病気の症状・原因・治療方法などを、素人でもわかるように掲載しています。
聞いたことのある病気や、一度も聞いたことのない病気まで、ありとあらゆる病気の知識をまとめています。
肺動脈への血流が動脈管を通じてのみ維持される場合においては、
生後1-2日の間に動脈管が閉鎖し始めるとチアノ−ゼが強くなっていきます。
主要体肺側副血行路というもののは、主として背中を走る下行大動脈などから枝分かれし、肺動脈へと通じる異常血管のことをいいます。
この血管は生後すぐに閉鎖するわけではないので、乳児期にはチアノ−ゼに気づかずに成長することなどがあります。
また、主要体肺側副血行路を伴う場合においては肺血流が多すぎる場合は心不全症状がでますし、肺血流が少ないとチアノ−ゼが強くでてしまいます。
その他に、中には体の血液と肺がバランスよく流れて成人期まで成長できる例などもあります。
心臓は心筋という丈夫な筋肉でできています。
血液循環のため、血液を送ったり受け取ったりする、太い静脈・動脈が出ていて、 心臓の外側は大動脈より枝分かれした冠状動脈が取り巻いているのです。
心臓の重さは、大人で約300グラム。
心臓の表面は、心外膜により二重におおわれています。
しかし、2つの膜には隙間があり心膜液で満たされているのです。
心臓の内側においては、薄い心内膜でおおわれていて、内部はそれぞれ2つの心室・心房からなる、4部屋に分かれています。
配置は、右上が右心房、下に右心室。左上に左心房、下に左心室となっています。 左右は、中隔(ちゅうかく)で仕切りされていて、上下は弁膜で仕切られています。